新 沖縄ハンマー Warhammer Fantasy Battle Fan

ウォーハンマー・ファンタジーバトルにこだわるおじさんのブログです。 沖縄でファンタジーバトルを始めてみたい方なら、できる限り応援します。

【ナイトゴブリン ショートボウ装備】

 ゴブリン100体計画第二弾はナイトゴブリン・ショートボウ装備です。
ナイトゴブリンもオーク&ゴブリンアーミーでは捨て駒的な存在ですが、ゴブリンよりは夢のある存在となっています。

IMG_3923

 このナイトゴブリンのナイトは“騎士”ではなくて“夜”の方で、ゴブリンが森や荒れ地に巣くうのに対して、ナイトゴブリンは洞窟やダンジョン・主に地中に巣くいます。日差しを嫌う彼等は、厚いフードで身を包み、ゴブリンよりもより臆病な連中です。(士気5)

IMG_3924


 彼等は地下で動くキノコを狩り、同じ地下に生きるドワーフやスケイヴンと争いますが、また独特な戦法も編み出しました。

 まずはネッター。本来は地下の暴れキノコの動きを封じる為の投網ですが、戦いにもこれを使うようになりました。接近戦が始まると、はじめに巨大な投網を敵に向けて放ちます。網に絡んだ敵は動きの自由を失い「攻」が-1するという道具です。これはナイトゴブリンの生存率を引き上げます。また、オークや他の打撃力のある味方と連携した時は、更なる効果を生み出します。たまに自身が投網に絡まることもありますが、ゴブリンの攻撃に期待をする人はいないので、大きな問題ではありません。

 もう一つがキノコ酒に酔った“フェナティック”です。彼等は強烈なキノコ酒を飲んで、前後不覚の状態で巨大な鉄球を振り回しながら戦場を駆け巡ります。彼等に触れた部隊は、敵であれ味方であれ大被害が出て、それはフェナティックが射殺されるか踏みつぶされるまで続きます。
 この鉄球野郎がいるかいないかは、部隊の外観では解りません。ナイトゴブリンの部隊に一定距離近づくと、彼等は本隊を飛び出してくるので、ナイトゴブリンと戦う敵は、絶えず彼等の存在におびえながら戦うことになります。

IMG_3925

ナイトゴブリンも主力部隊として期待出来るユニットではありません。敵の牽制や足止めに使う部隊なので、射撃兵器の装備が最も有効だと思います。敵が仕掛けてこなければ、弓でチクチクと攻撃が出来るからです。
 


【ゴブリン ショートボウ装備】 103体(2コマンドグループ)+ナスティ・スカルカー×3

 オーク&ゴブリンの超基本コア枠であるゴブリンです。ファンタジー世界では定番中の定番ですが、ウォーハンマー・ファンタジーバトルでは何故か不遇な存在です。
 安価で数を簡単に投入出来るモブユニットですが、オーク&ゴブリンにはナイトゴブリンという強烈なライバルがいます。このナイトゴブリンは様々なオプションで優遇されているのに対し、定番ゴブリンさん達はオプションもなく冷遇されていました。
 ところが8版になってから、ナスティ・スカルカーというオプションが追加され、希望の光が見えたのに・・・

IMG_3916
 横10×縦10の100体ユニットです。8版で大ポイント戦になっても、これくらいいればしばらくは敵を足止め出来ます。
 単なる足止めユニットであるならば、ハンドウエポン&シールドやスピア部隊が適任ですが、例えショートボウでも射撃が出来ることが重要なユニットです。

IMG_3917


 条件が揃えば「矢の雨」で最高60発の射撃が出来ます。ASの高いユニットは苦手ですが、60発も撃つとジャイアントなどにもそこそこのダメージを出せます。
 
 これだけの数を揃えても1体3p+ショートボウ0.5pの3.5pなので、100体で350p、コマンドグループを付けても380pです。
 2000p戦以下だとこのポイントは大きいので、50体編成がお勧めです。実は100体編成よりも50体編成2つの方が射撃ユニットとしては効率が高いのです。

IMG_3921


 50体編成×2だと70発の射撃が可能ですし、2つの目標への撃ち分けも可能になります。ただし、エリートユニットや高性能な打撃ユニットを相手にするとあっと言う間に数が減るので、ゴブリンなどの弱モブ兵は20体程度では捨て駒にさえなりません。

IMG_3922


 数少ない射撃チャンスで有効打を出しながら、接近戦では敵ユニットの動きを数ターン押さえるにはこれくらいの数が必要なのです。ただし、士気値は極めて低いので、「揺るぎなし」の状態であってもジェネラルの士気範囲であることが前提です。キャラクターの合流はあまりお勧め出来ません。ロード級のゴブリンなら士気値は8あり、ある程度信頼出来ますが、敵もキャラクターに集中攻撃を考えてくるので,あっさりと敗走しかねません。

IMG_3920


 しかし、弱モブ兵としてはフェナティックやネッターなどのオプションのあるナイトゴブリンが圧倒的に使いやすかったのですが、8版になってゴブリンにも光が差しました。ナスティ・スカルカーの登場です。

IMG_3918


 ナスティ・スカルカーというオプションは8版で登場して、短い期間でFB自体が残念なことになったので、あまり脚光を浴びていませんが、これはこれでかなり優秀です。
 1体10pで3体まで投入出来ます。能力的には回2でゴブリン・ボス(チャンピオン)と同じですが、「つねに先手」と「鎧を貫通」、そして登場したターンのみ「必殺の一撃」を持ちます。さらにナスティ・スカルカーは隠蔽ユニットで、敵ユニットと接近戦に入るまでその所在を明らかにする必要がありません。つまり、すべてのゴブリンユニットにナスティ・スカルカーが含まれている可能性があるのです。
 彼等の役割はズバリ、キャラ狩りです。敵のキャラクターの目前に出現し、計6回の攻撃で「必殺の一撃」狙います。これは敵キャラの耐もASも無視して即死させるので、ジェネラル級のキャラやロード級のマジックユーザーにとって恐怖の存在です。
 これだけでも敵がゴブリンに突撃することを躊躇わせる要因になります。対策としては、一騎打ちを宣言すること、モンスターインファントリーで攻撃することなどで、騎乗してガチガチにASを固めても効果がありません。
 ただ、ナスティ・スカルカーは存在していた期間が短いので、ミニチュア自体があまり出回っていないのも欠点ですね。

IMG_3919


 キットは全て純正GWです。ナイトゴブリンは8版切り替え時に小柄なデザインにリニューアルされて、一緒にゴブリンのキャラクターユニットも小柄なサイズに変わってしまったので、純正キャラクターはこのユニットとはバランスが取りにくいのが残念です。ナスティ・スカルカーも一般兵より小柄なのが解ると思います。
 

 “金歯”のグリーザスは捕らえられて、オウガ全軍は降伏しました。
海賊オウガたちは這々の体で逃げ出しましたが、逃げ切れぬとわかり投降しました。
タムルカーンはグリーザスに取引を持ちかけます。

・これまで通り、グリーザスはオウガの王として君臨する。
・ナーグル神に対する忠誠。
・代わりに一定量の物資を定期的に提供すること。
・一定量の戦力を提供すること。
・東方の補給路の安全確保
・海賊オウガ一族を提供すること。

以上の条件をグリーザスは即答で了承し、Chapter2は終了しました。これでタムルカーンはヒューマノイド最強のオウガボディを継続的に手に入れることになります。

次の目標は、髭小人や人間たちに対抗する火力を手に入れること。つまりダークランド(不浄ヶ原)のケイオスドワーフを服従させることです。
いよいよChapter3が始まります。


IMG_3909
ケイオスドワーフは準備はほぼ終わっています。
コア枠だけで3800pで、全体はおそらく8000p程度はあるでしょう。

IMG_3912
 金床となる歩兵部隊。GW社以外のミニチュアですが、なかなか雰囲気は出ています。

IMG_3911
そして射撃兵。ライフル隊と散弾銃隊。散弾銃隊は貴重なGW製です。

IMG_3913
 そしてホブゴブリンたち。

IMG_3914
 さらにウォーマシーン群。

IMG_3915
 ヘルキャノンは3機目に入ります。

IMG_3910
 後残るはこれだけ。キャラクターとモンスターたち。頑張ります。

【 4ターン 表 】

「移動フェイズ」

IMG_3858
 ストーンホーンがトロルへ突撃。

IMG_3859
ミュータリスにはジャイアントが突撃

IMG_3860
 アイアンガットは耐-3の呪いが有効中なので、突撃無し。

IMG_3861
海賊オウガは再集結成功。

IMG_3862
 左翼はだいぶ閑散としてきました。

「魔法フェイズ」

IMG_3863
 風は普通 PD17 DD12

IMG_3864
 まずは軽くジャブ。獣術変化をアイアンガットに。
しかし、まさかのダメ出目。レベ4スローターマスターがミスキャスト。

IMG_3865
 ファイヤーベリーは塔に立て籠もるウォーリアーへ、火球をフルブーストで。
 暴走!!

IMG_3866

 暴走の割りには2ダメージ。

IMG_3867
 暴走ダイスは2。爆発がおきてオウガが一人ダウンし、PDが4つ消し飛ぶ。

IMG_3868
 残りの全ダイスで耐+3をグリーザス隊にかけるが、物凄いデスペルを受けて、マジックターン終了

「射撃フェイズ」

IMG_3869
リードベルチャーが塔に向けて。しかし、ノーダメージ

「接近戦フェイズ」

IMG_3870
 激しいモンスター戦。しかし、多勢に無勢、サイドアタックは致命的。
 ビルトロルは壊滅します。

IMG_3871
 ストーンホーンに追いつかれて全滅

IMG_3872
 こちらはミュータリスが頑張りますが、ジャイアントは鋼鉄の意志で切り抜けます。

IMG_3873
ゴウガー vs ヘルキャノン

IMG_3874
しかし、ヘルキャノンがボコボコに。

IMG_3875
 デモプリ vs オウガ 今回も一騎打ちは無し。

IMG_3876
 結果は痛み別け。オウガが隊列変更に成功します。

IMG_3877
 再び穢れしケイオスナイト vs グリーザス隊
 処刑人が再び登場。

IMG_3878
 処刑人はダメでしたが、一般兵が大活躍。

IMG_3879
何とかチャンピオンだけが逃げ延びます。
しかし、この戦闘には大きな意味が・・・・

IMG_3880
 ノブラー vs ウォーリアー

IMG_3881
 大被害が出ますが、戦意喪失テストは「ゆるぎなし」+ASBで乗り切ります。
 ただここでノブラーが崩れていたほうが良かったかも・・・

IMG_3882
あっさりしてきた左翼。グリーザス隊が突出するのが気になりますが。

IMG_3883
 アイアンガットは敵に包囲されつつあります。

IMG_3884
 塔にだいぶ手こずるようですが、、

【 4ターン 裏】
「移動フェイズ」

IMG_3885
 グリーザス隊にサイドアタック。セイルのお供のスポーンは正面ですね。

IMG_3886
 チョーズン隊がアイアンガットの前面に。

IMG_3887
アイアンガットには背後からキメラも突撃。

そして頑張ってきたノブラーへマンモスとケイオスナイトが。

IMG_3888
海賊オウガへは、マンモスから降象したウォーリアーが突撃。

IMG_3889
 サイドアタックをされると、オウガは爆発的な攻撃回数を使えません。

IMG_3890
 こちらはノブラー戦から追加突撃出来るとパーフェクトです。

IMG_3891
こちらは結果が読めませんね。

IMG_3892
 高速部隊は再び向きを変えて、次の目標を探します。

「魔法フェイズ」「射撃フェイズ」 忘れる

「接近戦フェイズ」

IMG_3893
決着つかず。

IMG_3894
 一騎打ちは避けるのが無難と判断

IMG_3895
 オウガの猛攻を受けるデモプリですが、戦闘継続

IMG_3896

IMG_3897
いよいよ運命の闘い。

IMG_3898
 一騎打ちは満身創痍のノルベルト氏 vs 処刑人

IMG_3899
 究極の必殺の一撃が出なければ、たいした相手ではありません。

IMG_3900
 オウガが大負け。

IMG_3901
 逃走したグリーザスはウォーリアーに捕らえられます。

IMG_3902
 まずはノブラー戦

IMG_3903
 38ダメージが出て、ノブラー消滅。猛進で・・・

IMG_3904
完全に囲まれたアイアンガット。

IMG_3905
 一騎打ちは数々の武勲をあげたEXチャンピオン vs ASB

IMG_3906
決着はつかず。

IMG_3907
 アイアンガットは無茶苦茶になって、、まるでベルセルクの一場面みたい。

IMG_3908
 逃走そして蹂躙

この時点でグリーザスは降伏。海賊オウガも降伏宣言が出る前に武器を置きます。

第2部終了。

↑このページのトップヘ