オウガの海賊団の次は、残っているオウガ在庫の中でも最大級の強敵と思われるモーンファング・キャバルリーです。

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 ご覧の通りモーンファング・キャバルリーは8版で流行したモンスター・キャバルリー(怪物騎兵)です。このモンスター・キャバルリーという兵種は、8版で設定された兵種で、以前にはケイオスのジャガーノートなどがそれにあたりますが、モンスター・キャバルリーとして兵種かされたのは8版からです。

 モンスター・キャバルリーは傷が3程度のモンスターに騎兵が騎乗する兵種で、非常に強そうに見えますが実情はちょっと?な兵種です。
 破壊力は通常の騎兵を凌駕するものがあります。アーマーセーヴも重騎兵としての合格点はあり、耐については騎兵を大きく上回ります。踏みつけ攻撃やインパクトヒットを持つものもいます。まさに超重戦車です。

 このままだとコイツらを多数揃える編成が最強のようにも思えますが、1騎あたりがメッチャ高ポイントなので(リアルマネーも高い!)数を揃えるには無理があります。

 さらにルール上で苦しいのは、彼等は騎乗する騎兵がいない方が強いんです。支援攻撃のルールでは、2列目からの攻撃は騎乗騎兵が各1回ずつの攻撃回数になりますが、もし騎兵でなくただのモンスターユニットならば、下のモンスターだけが支援攻撃でも複数回(上限3)まで攻撃出来るのです。WoCプレーヤーはジャガーノートだけでユニットを組めたら・・・と夢見たことはお有りでしょう。ww

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 モーンファング・キャバルリーの場合は、上の人もモンスターインファントリーなので、支援攻撃は3回になるのか、1回なのかははっきりしませんが、攻5の2列目のモーンファングが攻撃出来ないのは残念です。

 さらにモーンファング・キャバルリーについてはもう1点、残念な点が。通常のモンスター・キャバルリーは傷3のモンスターに傷1の騎兵が乗ると、数値の大きいモンスターの傷が兵の傷になりますが、モーンファング・キャバルリーの場合はモーンファングが傷3で、オウガが傷3、よってモーンファング・キャバルリーの傷は3になるのです。何故か納得出来ません。ww

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 モンスター・キャバルリーは3騎で1列に計算されるので、コマンドグループが前面に来て3騎で1ユニットとするか、6騎で1ユニットとするかの運用が一般的です。しかし、WHFBの頃はモーンファング・キャバルリーは2騎で1箱で販売されており、この点も購入者を悩ませました。
 現在は6騎とモンスターのセットがあるようですが。

 今回の戦場はオウガキングダムになりますので、雪原にカモフラージュ出来る白色系の毛皮に、雪がまだらに残る平原をイメージして塗って行きます。


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チャンピオン騎乗用のモーンファングはケイオスの変異の影響で双頭になったモーンファングです。チャンピオンもそれにふさわしいオウガを用意します。

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合計12騎のモーンファング・キャバルリーを作り出しますが、6騎はグレートウエポン装備、6騎はアイアンフィスト装備で作る予定です。