オウガキングダムのコア枠、基本中の基本のオウガです。6版から7版に移行する時に突如独立したアーミーとして登場しました。それまでは傭兵(ドッグオブウォー)として一部のアーミーに選択出来る扱いでしたが、オウガキングダム登場によってエンパイアでは使えなくなりました。

 8版ではモンスターインファントリーは二列目以降の支援攻撃でも回3が認められ、モンスターインファントリーのユニットの破壊力は増大しました。

 特にホード隊形では3列目まで支援攻撃が出来るので、6×3の隊形だと54回の攻撃回数になります。当然オウガはホード隊形が有利でしょう。

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 こちらはアイアンフィスト装備のオウガ、ホードで18体と予備のコマンドグループで21体です。

 オウガの弱点の一つが打たれ弱さ。耐は4ありますが、ASは貧弱でライトアーマーのみです。オプションに2p払ってアイアンフィストを選択するとシールドと同じ効果が得られます。特に受け流しのWS6が魅力的で、こちらの装備がオウガの標準装備かな?と思います。

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 軍旗にはオプションで“見張りノブラー”を付けられます。「閣下危ない」のルールを補完する程度の効果ですが、面白いオプションです。
 8版以前はコアのオウガはブルと呼ばれ、ノブラーたちに沢山の種類があってオウガ達を助けました。そのため、オウガのキットには様々なノブラーがついていますが、残ったのは見張りノブラーだけです。

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コマンドグループを2つ用意しているので、2部隊に別けて使うことも可能です。ホード隊形だと足止めを喰らいやすいので、2部隊編成のほうが機動力は得られます。

 こちらは二刀流選択のユニットです。
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 数は同じく2つのコマンドグループで21体。二刀流のオプションはやや魅力に欠けます。
 攻撃回数は4回に増えますが、それは最前列だけの特典です。代わりにASは最低になり、ダメージ回避は絶望的になります。

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 今回は軍旗の方に漢字デカールを使ってみました。オウガは東方からやって来る設定なので、雰囲気が出ています。

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 こちらも2ユニット運用も可能です。二刀流に関してはこちらの方が有効かもしれません。

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 オウガキングダムのコア枠が完成しました。