第13戦 「激闘!金歯のグリーザス」 

 敵の主力をおびき出し、その隙にタムルカーン本隊に奇襲をかける戦略は、ことごとく失敗に終わる。激怒したオウガキングダム大王“金歯の”グリーザスは、作戦に関わった参謀の鼻と耳を削ぎ落として追放し、側近達を震え上がらせた。

 削いだ耳を囓りながら、グリーザスは有力氏族の族長を呼びつけ、軍勢を徴集する。オウガキングダムでも稀に見る大軍勢が編成された。

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 マジックアイテム等を含めて約13500pの軍勢です。10000p超えですがさすがオウガアーミー、それ程大軍感はありません。

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 ジェネラルは“金歯の”グリーザス。伝説のスペシャルキャラクターです。1体で545p、彼は自力では歩かずに、大勢のノブラーに担がれて移動します。一見、肥満な非戦闘系ですが、マジックウエポンの力も合わせて強力な破壊力があります。また、周囲の敵を金の力で愚鈍にする能力は、とってもらしい能力です。
 彼直属の黄金色の装備のオウガユニットに合流しますが、ノブラーに担がれているおかげで、彼自身の移は4しかなく、合流ユニットの機動力を下げています。
 合流するオウガは20体編成のホード陣形で、魔法担当としてこれまた伝説級の“屠殺人”スクラッグと護衛役の“はらわた処刑人”ブラッグが合流します。

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 こちらもオウガのホード部隊。タイラントが合流して士気値の底上げをしています。
 これまでの戦いでオウガは攻撃力ではケイオスの戦士に引けをとりませんが、ASが低く、守備力はお粗末であることがわかりました。ただホード(大軍)にすると3列目まで回3で攻撃出来るので、18体(6名×3列)×3回の54回の攻撃回数はずば抜けています。この攻撃回数を数ターン維持する兵力こそがオウガの強みと言えます。

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 こちらは二刀流のオウガホード。同じくタイラントの合流で士気値を底上げします。二刀流の旨味はあまりありませんが、こちらの装備を好むオウガ氏族もいるだろうと作成しました。

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 そして今回の主力となるアイアンガット・ホード。タイラントと強力な専用マジックバーナーを持つASB、さらにロード級の魔法使いであるスローターマスターが合流します。
 アイアンガットはヘヴィアーマー装備でグレートウエポンを使いこなすエリート部隊ですが、編成上はコア枠です。敏の低いオウガはグレートウエポンとの相性は良いので、もっと彼等を作っても良かったかもしれませんが、24体のアイアンガットに3人のキャラクター合流で巨大なユニットになっています。

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 この部隊の活躍いかんで勝敗が決まると言っても過言では無いでしょう。このユニットだけで2300pほどかかっていますから。

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 リードベルチャーは3部隊。それぞれ士気の底上げ用のブルーザーとブッチャーやファイヤーベリーが合流しています。こいつらを多数迎えることで、射撃アーミーと対戦しても5分以上で戦えます。また、いざ殴り合いになればオウガの腕力を充分発揮することでしょう。

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 “人喰い”ゴルグファッグのマンイーター部隊。高価な部隊なのでホードという訳にはいきませんが、通常の敵に当たるには十分な数がいます。
 ゲームの進行上、すべて二丁拳銃装備ですが、「鋼鉄の意志」もあるので硬くて強いエリート部隊です。

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 グレートウエポンを装備した東方からのマンイーター部隊。キャセイあたりで大活躍していたマンイーターというイメージの部隊です。ミニチュアはラッカム社のもので、お気に入りの部隊です。

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 50体のノブラーが2部隊。縦に長い編成で、オウガの弱点になる隊列数による揺るぎなしの不利を補います。こいつらとオウガが連携して突撃することで、「揺るぎなし」が無効化されます。

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 10体のイエティ、サーベルタスクとハンター、ジャイアントは2体でモーンファングが1部隊。

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 サンダータスクとストーンホーン、モーンファングがさらに1部隊。スクラップランチャーとアイアンブラスター。そしてゴウガーが2体。

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 さらに今回のカギを握るかもしれない、別働隊の海賊オウガ。オウガ10体にタイラントのユニットと、リードベルチャーにブッチャーの2ユニット。

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 我が家のオウガキングダムほぼ全軍です。激しい戦いになると思いますが、ユニット数が少ないのが不安材料ですかね。ただケイオスの部隊に細かな部隊では太刀打ち出来ないのは必定ですので、これがベストな編成だと思います。

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 第2部もいよいよクライマックスです!!