新 沖縄ハンマー Warhammer Fantasy Battle Fan

ウォーハンマー・ファンタジーバトルにこだわるおじさんのブログです。 沖縄でファンタジーバトルを始めてみたい方なら、できる限り応援します。

2010年01月

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 日本では2月下旬にビーストマンが上陸しそうですが、来月は前半からビースト、ビーストしそうなので来週はヴァンパイアの遊び収めをば。

 何度か使ってみて彼ら吸血鬼アーミーの様子が徐々にわかってきました。

 1500p以下の低ポイントと、2000p以上では戦い方がガラッと変わりますが、大体こんなもんかな?と。

 低ポイントでは無理してでも3ヴァンパイアをそれぞれレベル2に。これでおよそ400p、さらにマスター(特定のアンデッドを呼び寄せやすい能力)をつけて、多少のマジックアイテムで強化すると500pに。ゾンビは基本的にはロスターに含めずに、グールまたはスケルトンを最小数でコアを埋める。残りは主力としてグレーブガードをフルランク。これにポイントが許せば高速部隊のブラックナイトやヴァーグルフかな。低ポイントならば幽体系は重すぎます。
 3バンパイアの復活力は半端じゃありません。グレイブガードを絶えずフルランクに保ちながら、グールを強化しましょう。このポイントなら敵のエリートは1部隊程度。ゾンビを湧かせて足止め無力化してもいいし、グレーブガードをフルランクなら、まず負けはありません。雑魚はグールで掃討出来ますし、ゾンビの弾避けも有効に使いましょう。
 問題は第一ターンで先手を取られ猛射撃を喰らうこと。地形を利用して出来るだけ有利な状況を作るか、危険な射撃隊からは身を潜めてしまうのも。PD8あれば1ターンでかなり増殖出来るので、1ターン乗り切れば楽勝かも。

 高ポイントではヴァンパイアロードが優秀なので、キャラクター枠にもゆとりが出来ます。王族の剣を装備したワイトキングの骨馬部隊なんか強力ですね。高ポイントならば幽体や重騎兵も有効に使った戦いができます。ただし、これらのエリート部隊はまさかの一撃(魔法やウォーマシーン)で簡単に壊滅するので、基本はグール・スケルトン増殖とグレイブガードを主力とする戦術でしょう。

 いずれにしてもヴァンパイアは一騎打ちは厳禁(6版とは違います)。グールもグレーブガードもチャンピオンを準備し、彼らを一騎打ち要員としましょう。

 2/7はヴァンパイアの日。負ける気がしない・・・・・

 ウォーハンマーのアーミーには「攻め」を得意とするアーミー、「守り」を得意とするアーミー、どちらもある程度こなせる「バランス」型のアーミーがありますが、「攻め」には攻めの、「守り」には守りのロスター編成があると思います。

 「攻め」の場合、主に中央から敵陣営が主戦場になります。相手が同じ「攻め」ならば中央部、「守り」ならば敵陣が戦場になるのですが、どこが戦場になるのか(したいのか)をあらかじめ想定してロスターを組みましょう。

 こちらが「攻め」で相手が「守り」の場合、戦場中央に布陣する主力は敵の射撃に注意しなければなりません。安価で出来れば射撃に強い弾避けとなる部隊を前面に立てて、主力の損害を接敵まで最小限に抑えます。3ターンから4ターンで敵に接触することを考えると、支援部隊はそれまでの間、投石機のような範囲攻撃の出来るウォーマシーンで敵の戦力を削ったり、厄介な敵のウォーマシーンをキャノンやボルトスローワーで無力化させることが大切です。また、正面からの攻撃ではなかなか崩せそうに無い場合、騎兵などの高速部隊を側背へ回し、挟み撃ちにすることも効果的です。
 大切なのは全ての部隊が敵陣で暴れ回ることを想定に編成し、それが出来ない部隊は必要がないということです。

 こちらが「守り」で相手が攻めの場合には、戦場が自分の陣営になりますので、特別な必要(ウォーマシーン破壊など)が無い限りは高速部隊はあまり活躍の場がありません。あえて使うならば、味方の歩兵ランクの背後に位置し、近づく敵にカウンターで突撃すると有効です。この時に歩兵ランクも連携して突撃すれば、敵の攻撃隊に大打撃を与えられます。
 また、今度は投石機のような範囲攻撃のウォーマシーンは使いにくくなります。2ターンには目前まで敵が押し寄せますので、範囲攻撃は味方を巻き込む危険性も高くなります。逆に射程が短くても多数の弾丸をはき出すタイプのウォーマシーンは大活躍するでしょう。

 自身が戦場としたい場所に火力が集中するような編成が効果的です。どのような状況でも強いというような兵力はありません。戦い方に合わせて部隊の編成をしましょう。

 次回は2/7。参加者はミクシイコミュの方へ名乗りを。 体験プレイも受け付けていますが、メンバーがプレイに入るとなかなかチャンスがないので、出来れば事前にここへコメントか、みぶろやさんへ連絡を。

 何か楽しいイベントしませんか?糸満の旦那もたまにはバトルをしようぜ!無塗装でもいいじゃないか!

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主婦A  那覇市国際通りの個性的な模型店「みぶろやさん」のご主人、ウォーハンマーで今日も負けたみたい。

主婦B  まぁ~またですの?この前はハイエルフにもボコボコにされたって言うじゃない。お可愛そうに。

主婦A  それでね、奥様。今度はロードオブザリングを始めるらしいわよ。




カネチャン  今度はロードオブザリングでも、コテンパンに叩きましょう。

 ウォーハンマーの楽しみは、自分で世界にたった1つの自分だけの軍勢を作って戦うところにあります。もちろんロスターに関するルールの制限内であれば、自分の好きなユニットを入れて楽しめばいいのですが、「勝つ」とか「強い」となると話は別になります。特に低ポイントで凶悪な怪物をドン!と入れて、残りはどうでもいい兵力、怪物が暴れ回る間だけテンションが高く、怪物が倒れれば即投了、こんな戦い方はウォーハンマーではなく、他のゲームでやるべきです。(ヒーローや怪物が大騒ぎする優良ゲームが他にもあります)

 バランスのとれたウォーハンマーらしいアーミーとはどのようなアーミーでしょうか?選択する種族によってアーミーの構成は全く異なりますが、基本的には「攻める」「守る」「攻守」の3タイプになると思います。

 どのタイプのアーミーでも、主力となる部隊をまず考えます。まずランクを組んだ重騎兵を主力にする場合を考えます。重騎兵を5騎×2列で組んだ場合、破壊力・機動力が活かされる編成をするべきです。

 まず、重騎兵の場合注意すべきはウォーマシーンです。重騎兵はAS無視の射撃をもっとも嫌いますので、主力が活躍するためにはいち早くウォーマシーンを駆逐する必要があります。考えられるのは高速攻撃部隊。飛行部隊がベストですが、ファストキャバルリーでもいいでしょう。彼らはウォーマシーンを狩るために、いち早く敵陣に切り込むので、仕事を果たした後の生還は難しいことが多いようです。そのため、様々なオプションやキャラクターの合流は控え、1ターンでも早くウォーマシーンの無力化を目指しましょう。よって近づいて弓矢で撃つよりは、思い切って突撃しましょう。1ターンでも早く黙らせれば、主力の高価な重騎兵の被害が押さえられるのです。自分のアーミーにこれらの高速部隊が無い場合は、速やかなウォーマシーン狩りが難しくなりますが、まだいくつかの手段があります。1つはウォーマシーンはウォーマシーンで制する方法です。ウォーマシーンは複数ダメージを与えるものが多いので、運がいいと1ターンで黙らせることも可能です。もし敵がこちらのウォーマシーンを攻撃するようでしたら、返って好都合ですね。数ターン後には無傷でこちらの重騎兵が敵に食いつく事になるからです。
 また、魔法を使う方法もあります。これは必要な魔法が取得出来るか否かにもよるので、あまり薦めませんが、射撃系の魔法ならウォーマシーン本隊はダメでも、操作兵を皆殺しにすればことは足りるのです。同じように操作兵狙いで弓装備の兵で倒す方法もあります。通常、ウォーマシーンは丘の上などに陣取りますから、射程48cm以上の兵でランクを組んだ状態で急速接近して射殺します。高所やラージターゲットへは全ての兵が射撃できる利点を活かすのです。少し時間はかかりますが、他に手がなければ試す価値はあります。

 もう一つの問題点として、フルランクの兵を正面から突破することの危険性があります。重騎兵といえども、ランクボーナスや兵力ボーナスで守られたランク兵を正面から潰すのは危険が伴います。かといって、味方のランク兵との共同攻撃では、重騎兵の機動性が活かせません。
 そこで、重騎兵の突撃の前に、敵陣を混乱させる必要があります。1つ目は後方からの支援射撃です。ウォーマシーンでも射撃兵でも、魔法でも構いませんが、敵の標的になるランク兵のランクを削る目的の攻撃です。遠距離からでも分散兵や軽騎兵を使ってのものでも構いませんが、敵にその対策を取らせることで敵に陣形を崩させるのです。
 軽騎兵やチャリオットならば回り込んで攪乱作戦に出るのもいいでしょう。敵がこれらを無視するのならば、重騎兵本隊と別働隊で挟撃し、敵のランクボーナスを無効にします。
 しかし、重騎兵を主力とするのなら、一番取りたい戦術は「薙ぎ払い」です。正面からの突撃は、敵ユニットを敗走させ、追撃し撃滅させた後に再突撃するために2ターンかかる場合が多く、ゲームの中で1回しか突撃出来なかったなんてことにもなりかねません。しかし、横並びの敵の端に側面から突撃すれば、追撃中に2回目の突撃が発生し、次のターンにも別の敵を捉えることが出来るかもしれません。
 主力の騎兵がその為に回り込む場合は、その間正面の戦線を支えるランク兵も必要です。彼らは牽制・時間稼ぎの部隊なので、軽歩兵でも十分ですが数を揃えないと仕事にならない場合があります。

 だらだらと書きましたが、結局、ロスターを作る際にただ好きなユニットを入れるだけでなく、それぞれのユニットの役割を明確にさせて編入すれば、オプションも自然と限定されます。主力・対ウォーマシーン・攪乱・囮や戦線維持等役割をはっきりと意識して、そのアーミーの必勝パターンを考えながら編成すれば勝利は近いでしょう。

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