新 沖縄ハンマー Warhammer Fantasy Battle Fan

ウォーハンマー・ファンタジーバトルにこだわるおじさんのブログです。 沖縄でファンタジーバトルを始めてみたい方なら、できる限り応援します。

2017年01月

2/4例会は時間短縮のため、戦場のテレインは固定とします。この場合は会場主が有利になり、フェアではないため、固定戦場を公開し、会場主は戦場選択において必ず後手とします。(どちらを取るか選べません)

戦場A

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 丘と森の戦場です。厄介なのは川。

 川の地形効果は
 ① 行進移動が出来ない
 ② 揺るぎなし・隊列ボーナスが得られない。
です。
 川の背後に部隊を配置すると、接近戦を挑んで来た敵は揺るぎなしを得られず、隊列ボーナスも得られません。待ちの編成ならば川に囲まれた配置が有利です。しかし、この配置では迂闊に前進も出来ません。渡河の途中に敵に強襲されれば、目も当てられない結果になります。

赤いマーカーで囲まれた部分は浅瀬です。浅瀬は移動においては通常の地形と見なされます。ただし、揺るぎ無しと隊列ボーナスは得られません。この浅瀬への対応も課題の1つですね。

戦場Bはもう少しお待ちください。


 FB8版は少し複雑な構成になっています。7版から切り替わった時に、暫定的に7版アーミーブックを改編した8版アーミーブックがPDFで無料リリースされました。その後、順次各アーミーの正式な8版アーミーブックが発表されたので、各ユニットのルールも性能も途中で大きな改変を受けました。

 ウォーリアーオブケイオスでは最大の影響を受けたのが、このマローダーです。

 性能値は変化がありません。
 移4 接4 射3 攻3 耐3 傷1 敏4 回1 気7 初期装備はハンドウエポンのみ

 大きな変化はコストです。 4pから一気に6pへ。
 旧版ではWoCの欠点を埋める安価な大軍ユニットだったのが、コア兵としては標準的な部隊になってしまいました。しかし、標準装備がハンドウエポンのみなので、エンパイアの歩兵やオークと比べても割高になります。標準的にライトアーマー(1p)とシールド(1p)を追加すると1人8p、シールドの代わりにグレートウエポン(3p)やフレイル(2p)を装備するとさらに高価になり、そこへ暗黒神の烙印を追加すると最大一人12pまで上がります。これは重歩兵のケイオスウォーリアー(14p)とあまり変わりません。

 このため従来のような大軍となってケイオス軍の数の不利をカバーする戦術は苦しくなりました。

 ただし、装備のバリエーションが多く、暗黒神の烙印も選択出来るのでその用途は多岐に及び、様々な状況で活躍出来る可能性があります。

 暗黒神の烙印は以下の通りです。
 ・コーン神     1人2p 狂乱
 ・ティーンチ神  1人2p WS6
 ・ナーグル神   1人2p 接近戦ヒットロール-1
 ・スラーネッシュ神 1人1p 恐怖・恐慌テスト・パニックテスト無視(心理テスト無視ではない!)

 コーン神の烙印は狂乱なので、グレートウエポンやフレイルとの相性が良いのですが、ハンドウエポン+シールドとは受け流しが不可能になるので相性は良くありません。士気が低いので、ジェネラルの指揮範囲やキャラクターが合流しないと、いいようにあしらわれる可能性があります。

 ティーンチ神の烙印は防御強化なので全ての装備と合いますが、守りに徹する意味ではハンドウエポン+シールドが最良でしょう。縦に隊列を深く構えて、敵の揺るぎ無しを阻害する時に向きます。ただしAS5・WS5の兵に9p出すのは少し疑問が・・・(WoCなら仕方ないか)

 ナーグル神の烙印も防御強化。接近戦時のみですがヒットロール-1は結構有効です。マローダーは接4なので大抵の相手はヒットロール4+ですが、この烙印のおかげで5+になるのです。どんなに高い攻撃力でも当たらなければ意味がありませんから。この烙印も装備を選びません。

 スラーネッシュ神の烙印は1pで安いところがポイント。さらに恐怖・恐慌テスト・パニックテスト無視ですが、心理ルール無視ではないので退却も可能です。士気の低いマローダーにとっては優良な烙印です。防御力や攻撃力には何も影響はしませんが、意味の多い烙印です。

 もちろん烙印を取らない(純然たるケイオス崇拝)という選択肢もあります。

 次は各装備です。
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 ハンドウエポン+シールドが最も一般的な装備かもしれません。数を頼みに戦う場合でもシールド装備はお勧めです。AS6だけでなくWS6が付きます。
 攻撃力は3しかないので、攻撃部隊としては期待は出来ませんが、深く隊列を組んで敵のエリート部隊の足止めや打撃部隊との連携が活躍場面でしょう。

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 ウォーハンマーでは一応、ユニットと見た目を揃えるという方針が推奨されていますが、数を装備毎に揃えるのは大変です。通常は前列2~3列は選択した装備で、後列は「その他の装備だけど勘弁ね」とすることが普通です。写真も30体のマローダーユニットですが、後列の一部はハンドウエポンのみになっています。

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 グレートウエポン装備です。キットの中にはありませんが、フレイルの一部を改造して作りました。
 攻5の打撃部隊です。コーンの烙印とは相性が良く、写真のユニットで攻5の16回の打撃力を誇ります。ただ、あまりに高価で、一人11pならケイオスウォーリアーが良いかもしれません。
 少数で使い捨ての打撃部隊のような運用がベストだと思います。


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 フレイル部隊です。突撃時のみ攻+2になる武器で、グレートウエポンのように必ず後手にはなりません。運用はグレートウエポンと同じなので、1p安い分こちらが良いかもしれません。決して多数で継続戦闘をさせないように。

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 8版からルール化したホードと呼ばれる大軍隊形ですが、あまりお勧めはしません。8版WoCにはケイオスウォーリアーやフォーセイクンなど優良な歩兵がいるので、主力に据えるには彼らの方が優良です。比較的手軽な支援部隊とか、空族のウルフリックの部隊としてが出番なのかもしれません。



 

 ファンタジーミニチュアゲーム ウォーハンマー・ファンタジーバトル8版(以後FB) を始めて見たいという方のために、拙い記事を書かせて頂きます。

 このゲームを始めるにあたって、様々な課題もありますが、まさに大軍勢を指揮する醍醐味を味わえるのはFBだけなので、今回はその軍勢について説明します。

 舞台は地球とよく似たオールドワールドという世界。世界について詳しく知りたい方は、ホビージャパンからTRPG用の資料がありますのでご覧下さい。ただし、版によって世界設定に微妙な変化もありますのでご注意を。

 大陸の配置等は、地球とほぼ同じ。ただし呼び方とそこに住む生物は大きく異なったりします。

 ゲームをするには統一のルールブックと各種族ごとのアーミーブックが必要になります。FB8版であれば、何らかの形で全種族のアーミーブックが日本語訳されています。

 種族はメインのもので15種族。その中から好みのモノを選ぶのですが、まずはミニチュアの見た目から入るのが一番です。自分で作りたいと思えるミニチュアでないと長続きしません。FBは数年かけてアーミーを増強し、出来上がったアーミーは一生モノで、欧米では親から子へ引き継がれたりしています。

 アーミーは善・中立・悪に別れています。15アーミーを簡単に紹介します。

1  エンパイア 善  日本語アーミーブック有り
 帝国と呼ばれる人間の国家です。主役の様な役割で、ウォーハンマーの物語には必ず彼らが登場します。騎士と農民から徴兵された歩兵、魔法使いや科学者が戦力の中心です。非常によく訓練された軍隊で、それをサポートする魔術師・修道士も高レベルです。さらに黒色火薬を用いた火砲を使い、悪の勢力と戦います。
 しかし、完全な正義の味方というわけでも無く、内部でも醜い権力争いや腐敗が進み、内と外に敵を抱える存在です。国家の雰囲気は中世のドイツ・プロシアです。

2 ドワーフ 善 英語アーミーブック(小売店による日本語訳あり)
 ファンタジーでお馴染みの髭の小人です。頑固で義理堅く、人間にとって良きパートナーです。地下で鉱物の採掘と細工を生業にしており、そのため鎧などの装備が優れ、防御力は絶大です。また、人間に火薬の使い方を教えたのも彼らで、エンパイアに負けないくらいの火砲を有します。ただし、小人故に足が遅く、騎兵もいないので機動力には欠けます。がっちりと陣地を作って敵を迎え撃つ戦い方が得意です。

3 ブレトニア 善 日本語訳されたPDFが存在する
 騎士の王と騎士が治める騎士の国家。イメージは中世フランス。主力は重騎兵、圧倒的な数の馬上騎士が敵を粉砕します。農民達は金で雇われて参戦しますが、騎士達からは主力としては見られていません。騎士道を重んじる様々な階級の騎士達が突っ込むアーミーです。
 ただ、実際には6版以降放置状態にあります。一応、対応する日本語PDFが存在し、一部の店舗で入手可能です。

4 リザードマン 善 日本語アーミーブック有り
 南方に住むトカゲ人間です。オールドワールドの発祥に関わる種族ですが、消えゆく種族でもあります(設定上)。恐れを知らぬ爬虫類軍団は恐竜からカメレオンまで多様な兵種があり、魔法使いもトップクラスの力を持ちます。見た目はトカゲ人間なので、好き嫌いは分かれますが、秩序と正義を重んじる善の勢力です。

5 ハイエルフ 善 日本語アーミーブック有り
 太古よりオールドワールドに暮らす高貴なるエルフたち。武芸に優れ、魔法に優れた一族で、気むずかしいところがありますが正義の味方を具現化した存在です。ミニチュアにも気品が有り、並べると美しいアーミーです。射撃も接近戦もこなしますが、魔法の扱いが抜群なので魔法で弱体化させてから、止めを刺す戦いがセオリーです。

6 ウッドエルフ 善 英語アーミーブック(小売店による日本語訳あり)
 ハイエルフから別れて森での生活を選んだエルフたち。エルフらしい戦い方に、森の精霊達を味方に付けて戦う。正面からの力業よりも、ゲリラ戦のようなトリッキーな戦い方が得意です。各種の戦う木々が特徴的です。基本的には自身の森の存続の為に戦います。森の多い戦場でないと真価を発揮し難いアーミーです。

7 トゥームキング 中立 日本語アーミーブック有り
 砂漠を根城にするミイラや骸骨たち。ハムナプトラのようなイメージで、砂に埋もれた古の財宝や都市を守るために戦います。アンデッドと呼ばれる死人の軍団で、次々と地中から仲間を呼び寄せ戦います。死人なので恐れも感じず、全滅するまで逃げずに戦うアーミーです。スフィンクスなどの巨大な怪物も操り、エジプトワールドが好きな方にはたまりません。

8 オウガキングダム 中立 日本語アーミーブック有り
 身長3m以上のオウガ達の国家です。略奪で生活していますが、報酬次第では善と悪のどちらにでも味方します。一般兵もオウガなので、とにかくパワフル。正面からぶつかって押されることはまずありません。力押しは得意ですが、小細工は苦手で魔法力も控えめ、機動力にも欠けるので綿密な作戦行動には不向きです。

9 ディーモン 悪 日本語アーミーブック有り
 悪の根源。オールドワールドの混乱の直接原因です。名前の通り悪魔の軍団です。4大暗黒神が幅をきかせており、破壊の神のコーン、変化の神のティーンチ、腐敗の神のナーグル、快楽の神のスラーネッシュが存在します。8版ではこれらの暗黒神を混合させて戦えるようになり、より運用し易くなりました。

10 ウォーリアー オブ ケイオス 悪 日本語アーミーブック有り
 悪魔に使える人間軍団です。エンパイアと対角線にいる存在で、化け物も多く率いるハイパワー軍団です。圧倒的な強さを誇りますが、兵あたりのポイントが高く、少数精鋭になるのが難点です。初心者にも扱い安いアーミーですが、常勝するにはそれなりの戦略が必要になります。FBでは準主役的な存在です。

11 ビーストマン 悪 日本語訳されたPDFが存在する
 邪悪な力で歩き戦うようになった獣人たちです。ミノタウルスやケンタウルス、ハーピーなどを山羊頭の獣人達が率います。野蛮で殺戮のみを好み、ディーモン・ケイオス勢と行動を共にすることが多い。装備は悪く、射撃や魔法も得意ではないが、神出鬼没なゲリラ的な戦いを得意とします。

12 オーク&ゴブリン 悪 英語版有り・日本語訳されたPDFが存在する
 人間達の宿敵。戦いと食欲だけで生きる種族。卑屈で邪悪なゴブリンと凶暴なオーク、どちらも肌が緑なのでグリーンスキンと呼ばれる。それぞれの兵はそれほど強く無いが、圧倒的な数で押しまくるアーミー。さらに、時々使用者の命令を聞かずに、勝手なことをすることもある。砲弾の代わりにゴブリンを投げつける兵器など、ヘンテコ部隊が多く楽しい。

13 ヴァンパイア 悪 日本語アーミーブック有り
 吸血鬼の軍団。ゾンビや骸骨、死霊達を率いて戦う。個々の能力は高くはないが、倒れた味方を再び蘇らせて戦う。弱点は指揮する吸血鬼、彼が倒れると全軍が崩壊する可能性がある。兵種は他種に及び、様々な戦法がとれるが、移動に制約があり、機動力は高くはない。

14 ダークエルフ 悪 英語アーミーブック(小売店による日本語訳あり)
 邪悪な道に迷い込んだエルフ。アーミーの特徴はハイエルフに似ているが、ヒドラやマンティコアなどの魔獣を操る。奴隷狩りを頻繁に行い、略奪と奴隷の使役で生活する。アダルトな感じのミニチュアが多く、家族には見せ辛い。

15 スケイヴン 悪 日本語訳されたPDFが存在する
 ビーストマンと同じようにケイオスの力により獣人化したネズミ人間。巨大な地下帝国をつくり、地上の征服も狙う。圧倒的に数が多く、数が多い時には滅法強い。ワープストーンと呼ばれる石から力を引き出す兵器があり、火器もなかなか充実している。

以上が基本的な全アーミーだが、ケイオスドワーフ、キスレヴ、ドッグオブワーなどの特別アーミーも存在する。

 
  
 

 関東のとある趣味人様より、大量のWoC(FB)のキットをお譲り頂きました。

 その中でも目玉だったのが、あの伝説の・・・・・ウォーマンモスです。

 フォージーの大物FBキットはあらかた作りましたが、最後に残ったのがマンモスでした。タムルカーンキャンペーンでルールも掲載されているので、いつかは・・・と思っていたのです。

 しかし、実は一昨年に東京の趣味人様より既に1頭は入手していたのです。何というか勿体ないというか、そんな気持ちで手を付けなかったのですが、今回さらに1頭手に入ったので、近いうちに製作していきたいと思います。

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 いつかは二頭の巨獣が歩く戦場を再現したいものです。





 関東の趣味人から、多量のミニチュアを譲って頂きまして、その中から一部を格安にて条件付きで放出します。

 沖縄ハンマー限定 ウォーリアー オブ ケイオス 1万円スタートセット!!

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 内容
  1 ケイオスナイト(旧メタル製品) 2箱 10騎
  2 ケイオスウォーリアー(現行品) 1箱 12体
  3 ケイオスマローダーホースマン(旧メタル製品) 1箱 5騎
  4 ケイオスマローダー(現行品) 1箱 20体
  5 ケイオスキャラクター メタル 1体

 これで1000p程度のアーミーが組めます。ミニチュアには全て適切なスクエアベース(四角ベース)が付きます。

 内容紹介

ケイオスウォーリアー 12体
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 コア兵でウォーリアーオブケイオス(以後WoC)の中心的な兵です。最強の重歩兵で同じ条件で殴り合えば、負けることはありません。

 ケイオスマローダー 20体
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 先のケイオスウォーリアーがエリート兵ならば、マローダーは一般兵です。多様な装備に対応でき、様々な用途で役立ちます。

 マローダーホースマン 5騎
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 偵察や後方攪乱など、多用途な軽騎兵です。こいつを使いこなせると初心者の領域を脱します。ミニチュアはプラスチックの馬とメタルのマローダーの旧キットですが、マローダーやウォーリアーと並べても遜色はありません。

ケイオスナイト 10騎
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 ウォーハンマー界最強の重騎兵・ケイオスナイトです。10騎あると2000p戦以上でも大活躍出来ます。
 ミニチュアはナイトがメタルの旧製品です。現行のプラ製品と比べると、やや小ぶりですが、デザインは現行のケイオスウォーリアーと統一感があり、並べた時の雰囲気はこちらの方があると思います。

ケイオス キャラクター 1体
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 メタル製のケイオスヒーローです。これは再び現行品になりました。 当面の指揮官として使ってください。

 以上ですが、これを現在店舗で購入すると(メタル製品は絶版なので当時価格で)24000円程になります。


 購入条件
 
 ① 沖縄県在住であること

 ② ウォーハンマー・ファンタジーバトルに興味があり、我々とプレイが可能であること。

 ③ 購入後は作って一緒に遊ぶ覚悟がある方。(コレクターではないという意味です。)

 今回はミニチュアを処分するというよりは、始めて見たいと思っている方の切っ掛けになればと思い提供します。プレイ仲間を増やすのが目的なので、県外の方やコレクターの方はご遠慮ください。
 ミニチュアは手渡しのみです。プレイに関しては十分にフォローしますので、その点はご安心ください。

 なお、質問等があればドシドシお願いします。これが切っ掛けで仲間が増えることを心から願います。




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