新 沖縄ハンマー Warhammer Fantasy Battle Fan

ウォーハンマー・ファンタジーバトルにこだわるおじさんのブログです。 沖縄でファンタジーバトルを始めてみたい方なら、できる限り応援します。

2021年02月


 塗ってしまおうと思っていたミノタウルスのミニチュアがほぼ完成しました。

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 ミノタウルスはビーストマンアーミーの中で、唯一どのような敵にも立ち向かえるAランクのユニットだと思っています。テクニカルでゲリラ戦的な部隊の多い獣人アーミーで、正々堂々とぶつかり合える貴重なユニットです。

まずはGW製を中心としたAチーム(吉〇家チーム)

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装備はハンドウエポン+シールド、二刀流、グレートウエポンから追加ポイントを払っての選択制です。基本装備がハンドウエポンとライトアーマーですので、シールドを装備してもASでの防御は期待出来ません。また、受け流しのWSも、狂乱を手にしてしまえば効果がありません。

ミノタウルスの最大の売りは、スペシャルルールの“血肉への渇望”です。これは「戦闘」の勝者になると「狂乱」となり、勝者になる度にその効果は蓄積されます。つまり最大回10!

 その為、もっとも効果的な装備はグレートウエポン、次に二刀流だと思います。敏は3で早くはありませんので、グレートウエポンのペナルティである「後手」はあまり気になりません。

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 その上彼等は「インパクトヒット1」を持っており、さらにモンスターインファントリーの「踏みつけ」まである悪夢のようなユニットです。


次はGW製を中心としたチームB(す〇家)です。
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ただし彼等にも欠点があります。まずは異様に高ポイントであること。1体55pでグレートウエポンを装備させると60pを超えてきます。これを6体でユニットを組むと300p超え、コマンドグループを加えると350p超えです。

2000p程度の軍ではかなり大きな負担になります。

さらに士気が7 7です!人間の民兵や雑魚オークと同じメンタルです。しかも最初は「狂乱」が付いていないので、パニックテストであっと言う間にサヨナラします。

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このメンタルの脆さをカバーするのが、ミノタウルス・キャラクターの合流です。ミノタウルスキャラクターは合流先にも狂乱を与える能力を持つので、メンタルの脆さをある程度カバー出来ます。

このGWユニットは二つ合わせてホード(大軍)陣形が組めます。
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 ホードを組むと3列目まで支援攻撃が出来、モンスターインファントリーは支援攻撃が最大回3なので、6×3×3で単純に54回殴れるのです。恐ろしい破壊力。

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ただし、前述の様に士気に課題が有り、キャラクターの保護がないと、焔の呪文で一発士気崩壊して退場。700p近くが消えると、戦力的にも精神的にも立ち直れません。

GWユニットには次の3体が合流しています。
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 AoW社が2体とリーパー社が1体です。旧GW製もいくつかあるのですが、体格があまりにも異なっているので今回は見送りました。

つぎはゼロテ社のユニット
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 マルチパーツではありませんが、表情豊かで格好いいミニチュアです。この手のミニチュアの使用は賛否あるとは思いますが、FBでの集会では公式ショップで無い限りは問題はありませんでした。

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 コレクションも進んでくると、こんなミニチュアも欲しくなります。FBにはオリジナルの名前や設定をつけたキャラクターや部族を考える楽しみもありました。

こちらはScibor社のユニットです。

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ゼロテ社と比べると装備も大人しいのですが、大柄で圧倒的な存在感があります。もう少しバリエーションがあれば、コイツでホードも組みたいですね。

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Scibor社のミニチュアはセンスがいいものが揃っているのでお勧めです。個人的にはFBの終焉の原因のひとつにこのようなメーカーの存在があったと思います(それを買った僕にも)。GW公式はしきりにこのようなメーカーを攻撃していましたし、FBの後を受けたAoSは他社製品が入りにくい世界観を作っていったように見えます。どでかいアーミーを持たせるよりも、こまめに様々なアーミーを遊ばさせようとした意図が感じられました。

もしFBが復活するならば、エルフ・オーク・ドワーフで復活して欲しいと思います。

 ミノタウルスのユニットにはキャラクターの合流が大切です。
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ゼロテのロード級キャラでミノタウルスアーミーを作るなら、ジェネラルになるミニチュアです。40mmベースでは手狭なほど大柄なミニチュアです。

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 GWのキャラクターです。GW製もガッツリ買っています。しかし、キャラがこれだけでは寂しすぎる・・・わかって欲しいな。

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 ASB用のキャラとフルアーマー・ミノタウルスです。「白銀の鎧」装備として使ってみたいです。

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ビーストマンはタムルカーン・キャンペーンではタムルカーン陣営として使用可能ですが、ゴールやアンゴルには魅力は感じませんが、ミノタウルスは是非とも使ってみたいです。


 ビーストマンのキャバルリーユニット、センティゴールです。一般にはケンタウロスと言ったほうが解りやすいかもしれません。
 ハリーポッターのケンタウロスは思慮深い種族でしたが、こちらのセンティゴールは酔っ払いの獣人です。
 足はある程度速いのですがファストキャバルリーではなく、攻4スピア装備で回2と攻撃力は高いのですが、重騎兵ではありません。このどっちつかずの能力が彼らを使いにくくしています。
 ライトアーマーとシールドを装備し、騎乗の効果でASはさらに1低下してAS4。オークのボアボゥィと同じく、重騎兵とは呼べない防御力です。
 
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 獣人ですが待ち伏せは出来ず、その代わりにスペシャルルール「酔いどれ」があります。これは彼らの酔っ払い度を判定するルールで、ゲーム開始時にD6を振って判定します。1~2で素面(敏+2)、3~4で二日酔い(獣人テストリロール、移動-2)、酔っ払い(鋼鉄の意志)です。しかし、どれをとっても微妙な能力で、せめて狂乱か心理ルール無視が欲しかった。
 
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 オプションでグレートウエポン、スローイングアックスが選べます。スローイングアックスは微妙(ファストでないので)ですが、グレートウエポンは回2との相乗効果でなかなかのもの。

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 ただし、士気値が低く(7)、パニックテストや恐慌チェックに簡単に失敗する情けない騎兵であることは変わりません。
 
 重騎兵のような安定した防御力も無く、ファストのような機動力も無いのでなかなか使い辛いユニットです。
今回は10騎と6騎で2部隊編成が可能になりましたが、出番が何処まであるかは不明です。

 チャンピオン兵にラッカム社のミニチュアを使います。
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 動きが有り、個性的で素晴らしいミニチュアです。頭部だけはGW製を使うことで、統一感も持たせました。

また専用キャラのゴアフーヴを合流させるとコア扱いになります(ゴアフーヴは155pで高すぎ)。

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 コア枠が脆弱なので、アーミーの密度を上げるには良いのですが、あくまでもユニットチャンピオン扱いのキャラクターなので使い方が限定されています。ただ、彼が戦死するとビーストマンの全軍の指揮が+1されるのは非常に有用なので、大規模戦なら特攻隊として有効かもしれません。

 タムルカーン・キャンペーンはフォージーワールド社から出版されたエキスパンション・キャンペーンでナーグル神に仕える“統べる者”である“蛆の王”タムルカーンの戦いを再現するものです。

本編では6部構成になっており、最後は帝国のナルン近郊での激戦で終わります。

 僕のタムルカーン・キャンペーンは原作に基本的に寄り添いながら、所々脚色を施しながら進める予定です。何故なら僕がこのキャンペーンをはじめたのが、膨大な在庫キットの一掃が目的の一つで、所々に本編には無い争いを含めながら、積みキットを崩していくのが目的だからです。

 ようやく原作の第1部が終わりました。

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 タムルカーンは巨大なウジ虫をした統べる者で、手足の無い不遇な身体をもった人間として生まれます。王の子であったにもかかわらず、不幸な身体のため捨てられ、息を引き取る寸前にナーグル神の慈愛を受けます。そしてタムルカーンには、他の者の体内に入り込み脳を貪りそれに取って変わることで、その身体を支配する能力が与えられます。

 最初にタムルカーンが乗っ取ったのは。スラーネッシュ部族の統べる者“うぬぼれや”ザーガスのボディでした。氏族の長を奪われたスラーネッシュの部族は、一族の名誉をかけてタムルカーンの軍勢と戦います。

 この戦いに勝利したタムルカーンでしたが、より強大な身体を求めて、東方への遠征を開始します。そして混沌の勢力最強のコーン神の部族と争うことになります。長い戦いの後、タムラカーンはスラーネッシュ神・コーン神に自らの存在を認めさせ、後背地の安全を確保しながらオウガキングダムを目指します。ここまでが第1部です。

 次は第2部であるオウガとの戦いですが、その前に1.5部としてビーストマンとの戦いを開始します。

 混沌の眷属であるビーストマンですが、コーン神を破ったタムルカーンはその存在をないがしろにして東へ進もうとします。そのことに激怒した獣人達がタムルカーンに立ちはだかります。

 もちろんビーストマンの在庫処理の目的もありますが、タムルカーン・キャンペーンは専用ルールとして、WoC・ディーモン・ビーストマンのケイオス3軍を同盟では無く1軍として編成出来るルールがあります。そこで将来にビーストマンの支援を受けられるようにするには、早めにビーストマンを従えさせる機会が必要なのです。

 第9戦からはビーストマンとの対決です。コーン神の軍勢と異なり、魔法も射撃も利用できる獣人に対して、タムルカーンはどのように戦うのか、ワクワクしながら獣人をせっせと塗装しています。


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