新 沖縄ハンマー Warhammer Fantasy Battle Fan

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2022年05月

 タムルカーン・キャンペーンで登場し、タムルカーン本に初掲載されたナーグル神に祝福されたケイオス・トロルです。
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 タムルカーン軍に従軍する内に、ナーグル神からの恩恵を受けすぎたケイオストロルで、全体的に強化されたトロルです。

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 一番の特徴は「毒攻撃」と「ナーグル神の烙印(敵からの攻撃に対してヒットロール-1出来る)」。これにより、胃液に頼らなくても高い接近戦能力を得ました。
 しかし、再生能力は「再生+5」に1ダウン。

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 能力も変化し、接3→2 耐4→5 傷3→4 気4→5 とかなり強化されました。特に耐5と傷4は反則級、最強のモンスターインファントリーと言えるでしょう。

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 しかし、ポイントは35p→60pに上がり、これもモンスターインファントリー最高値です。
 これではホードを組んで暴れるわけにはいきません。また、フォージー製なのでリアルコストもかなりのものです。

 所詮トロルなので、気が5になっても「愚鈍」持ち。ジェネラルの士気範囲内か、キャラクターが合流しなければ使い物になりませんが、耐5だとまともなコア歩兵では相手になりません。6体1ユニットでもゴブリンやスケイブンの大軍を拘束出来る能力を持つ、素敵なユニットです。

タムルカーン・キャンペーン 第12戦 タムルカーン陣営

 不意に一軍のオウガが現れて混乱するタムルカーン陣営ですが、参謀の“不義なる”セイルは、動揺もせずに少数の護衛と多くの捕虜を連れて本陣から離れた小高い丘で儀式を始める。

 生け贄が捧げられ、セイルにより長い呪文と祈祷が終わると丘の頂が不気味な霧で包まれると巨大な腐敗神のグレーターディーモンが現れる。
 不気味な尊大悪魔はセイルを見下ろすと、
「ワレ、偉大ナル尊父ト、沼ノ聖女ノ命ニヨリ、古キ盟約ニ従イ助力セン。子細ハ心得テオル、ワレラニマカセヨ。」
 EXグレーターディーモンが語る側から、不気味なディーモンたちが湧き上がる。さらに丘の下にドロドロとした沼が現れ、さらなる尊大悪魔とその僕が現れた。

 セイルは満足げにディーモン達を見渡すと、深く頭を垂れて丘を後にする。

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 今回はナーグル・ディーモンアーミーで対戦します。タムルカーン・キャンペーンでは混沌陣営はディーモンアーミーも編成可能です。ルール上はWoCとの混成軍も可能なのですが、今回はディーモン単独で戦います。

 FBファンの皆様はご存じの通り、FB8版ではディーモンは四大暗黒神の軍勢混成が基本なので、特定の暗黒神に絞ると兵種が少なく編成に苦労します。

 なので今回は最低数のコア枠に合わせて、ロード枠を目一杯使って何とか6700pまで編成しました。

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 ロード枠はEXグレーターディーモン、グレーターディーモン、ディーモンプリンスの3体。EXグレーターディーモンは「ストゥームオブマジック」のデーターを使います。

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コア枠はGW製のプレーグベアラーが合計60体。旧メタルと新プラがそれぞれ30体と合流するヘラルド達。

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こちらは同じくコア枠のプレーグベアラーとして使う、シボル社のスネイルディーモン59体。

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プレイグ・ドローンとプレーグライダー、そしてソウルグラインダー。
プレーグライダーはタムルカーン・キャンペーン本で登場した兵種で、フォージーのキットです。

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ナーグリングが2部隊、ケイオスフューリー、そしてもう一体のソウルグラインダー。

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そして、切り札になるビーストオブナーグルが2ユニット。今回の策ではコイツらがカギになります。

大物が主力のような編成ですが、大物はウォーマシーンであっさり消えたりするので心配です。また、モンスターインファントリーは大物にも耐性があるので、その点も注目ですね。

“金歯の”グリーザスはタムルカーンをワナにはめて上機嫌だった。タムルカーン軍の主力を東の戦場で足止めさせ、その隙にタムルカーン本陣を伏兵で討ち取る。戦況はまさにそうなりつつあった。斥候によれば、タムルカーン陣営には6800pの別働隊を食い止めるだけの戦力は残っていない。
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伏兵部隊を指揮する“山脈かじりの”ガッサは勝利を確信していた。タムルカーン陣営はすでに7000pの軍勢を東方に送っている。残りはよくいて4000p程度。しかも情報ではタムルカーン自身は何らかのトラブルに巻き込まれている。

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 さらに我々は軍勢を壊滅させる必要はなく、タムルカーンの首を上げるだけでいいのだ!

オウガ軍陣営  6800p

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 ジェネラルのタイラント“山脈かじりの”ガッサは、アイアンガット20体にASBと共に合流する。アイアンガットはグレートウエポン装備のエリート部隊。攻6の回3の破壊力は申し分無い。その上ジェネラルとASBで士気も安定するので、まさに鬼に金棒だ。

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もう一つのコアはオウガが18体。そこへもう一人のタイラントが士気値の底上げのために合流する。ヒーロー級のブルーザーではなくタイラントを投入するのは、今回のオウガアーミーはキャラクターの入れる余地が少ないので、ロード枠に余裕があるのと、士気値9はオウガにとっては魅力的だからだ。

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リードベルチャーは2部隊、それぞれスペルユーザーが合流し、序盤は距離を取って戦う。Aチームにはファイアベリーが合流。


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Bチームにはスローターマスターが合流する。

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期待がかかるのがモーンファングの2部隊。それぞれ6騎の大判振る舞いで、ケイオスナイトも撃破出来ると息まいている。

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装備はアイアンフィスト隊とグレートウエポン隊。守りのアイアンフィストと攻めのグレイトウエポンと言ったところか。

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こちらはフルコマンドのマンイーター部隊。マンイーター6体に“人喰い”ゴルグファッグ。マンイーターの性能を100%引き出すゴルグファッグの活躍やいかに!

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次は10体の冷凍巨人イエティとノブラー。
イエティには敢えてキャラクターを合流させません。イエティの高移動力と「疾駆け」の効果が無駄になります。

ノブラーは縦に深い陣形を組んで、アイアンガットと行動を共にします。接近戦時は敵の「揺るぎなし」を消滅させます。

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ウォーマシーンたち。スクラップランチャーは必殺狙いの投石器。アイアンブラスターは究極のラージモンスター殺しです。
ゴウガーも1体。なかなか優秀は遊撃隊です。

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最後はデカ物たち。継戦能力は低いのですが、突破力は一流です。敵の戦線に風穴を空けます。

以上が6800pアーミー。ポイントが中途半端なのは、ナーグルディーモン軍の招集能力に起因します。


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