クダーイ・デストロイヤーはタムルカーン本で登場したケイオスドワーフのモンスターです。
クダーイ・デストロイヤーはケイオスドワーフのクダーイ教団により作成されたモンスターです。
ケイオスドワーフ種族は不浄ヶ原(ダーク ランド)に取り残されたドワーフ氏族が祖であり、もともとはドワーフ族と同じ一族です。宝石や地下資源を求めて不浄ヶ原へ移住したドワーフ氏族が、そのあまりにも過酷な自然環境の中で滅びようとしていた時、封印されし“暗黒の父”暗黒神ハシャット神と出会います。ハシャット神は遙か昔にかの“血の神”コーン神と争い、この地に幽閉された悪魔神であります。ハシャット神は彼の地に封印され、再び力を取り戻すために気の遠くなるほどの時間と、彼のために尽くす下僕を必要としたいました。
そこへ滅びる寸前のドワーフ氏族が現れたのです。ハシェット神は彼等に力を与えることで、ドワーフ氏族を滅びから救いました。この時、暗黒神に仕えるケイオスドワーフが誕生したのです。
滅びから逃れたドワーフ達は、不毛の土地ながら豊かな地下資源を持つ不浄ヶ原を気に入りました。そしてハシェット神を主神として生活をはじめたのです。このハシェット神により傾倒したのがク・ダーイ教団です。彼等はハシェット神からより高度な魔術を学び、鉄と炎と悪魔を融合させる術を学びました。長い試行錯誤の後に完成したのがデストロイヤーとファイヤーボーンでした。また、その過程で作られたヘルキャノンはク・ダーイ教団の優秀な収入源としてケイオス氏族は売られています。
ケイオスドワーフは傲慢で悪意に満ちた偏執的な存在であり、彼らの闇の父ハシュート神以外には膝を曲げません。
彼らのソーサラーとデーモンスミスの欲望は、力と支配、そして彼らを無敵にする武器と兵士です。そして、この欲望から、火の末裔であるクダイ・ザール(クダーイ教団)が生まれました。
ハシュートの司祭たちは、人間の魔術師がほとんど制御できないデーモンを召喚したり、ケイオスの偉大な友人と交渉したりするのではなく、召喚したデーモンを武器や鎧、戦争機械や構造物に拘束することで奴隷化しようとし、魔術師の意のままに操る兵器として開発することを長い間模索してきました。
ク・ダーイの魔術師達は、深い地球のマグマから引き出され、燃える沸騰した血の中で誕生した 猛烈な炎の悪魔を召喚します。そして関節のある鉄とルーンが刻印されたブロンズの装甲フレームの中に、それを封印します。
最高の魔術師 - 預言者だけがこれらの金属と炎の怪物を鍛造することができ、そのプロセスは非常に費用がかかり、困難です.
そのため彼らの数は制限され、それらをほとんど伝説のものとしています
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【ク`ダーイ デストロイヤー】 モンスター レア 325p
移 技 射 攻 耐 傷 敏 回 気
9 5 3 7 6 6 5 6 8
スペシャルルール
・存在のゆらぎ ・戦意喪失しない ・恐慌 ・ラージターゲット ・炎攻撃
・狂乱(D3ダメージ)
・灼熱の体
・バウンドファイヤーデーモン
クダーイは、金属の鎧のようなフレームワークによって形状に拘束され、デーモンスミスの黒魔術によって奴隷にされた魔法の炎の体を持っています。
クダーイは、それらに対する関連する呪文または効果の目的で Daemon としてカウントされ、4+のワードセーヴに加え、炎攻撃に対して 2+ の ワードセーヴを持ちます。
・バーニング ブライト
一度解き放たれたクダーイの魔法の火の力は非常に強力で、最終的にはそれ自体を消費し、破壊します。
2ターン目以降の敵味方双方のターンの開始時に、クダーイは耐テストを行う。失敗するといかなるセービングも不可なD3ダメージを受ける。
クダーイ・デストロイヤーはケイオスドワーフ・アーミーにとって決戦兵器となる数少ない打撃ユニットです。豊富な火力で戦術的な有利を得て、頑強なドワーフで受け止めた後に、側面または背後から止めをさすことの出来るユニットです。
攻7で回6+1の上D3ダメージは、オールドワールド最強の打撃兵器です。
防御力も耐6でWS4であれば、ASが無くても充分な防御力と言えるでしょう。
しかし、クダーイ兵器には致命的な問題があります。彼等はおそらく戦闘開始と共に点火されます。激しく燃え上がる彼等の身体は、戦闘中に燃え尽きてしまう可能性があるのです。2ターン目から彼等は耐チェックを子ないます。失敗するとセーヴ不可のD3ダメージ。デストロイヤーは耐6なので比較的安心ですが、最速3ターン開始時に燃え尽きてしまう可能性があります。この点が金床で受け止めた後の決戦兵器としては致命的です。出番が来る頃には燃えかすになっている可能性が。
しかし、デストロイヤーはモンスターインファントリーに対しては非常に強力なユニットです。特に炎に弱いトロル達にとっては恐怖ですね。